旅行した国 モロッコ(Morocco)

項目	US$換算	備考
1.宿泊費	214.27	AVE 6.7US$/days
2.飲食費	192.49	AVE 5.83US$/days
3.旅の必需品購入費	34.17	---
4.郵便費	49.07	---
5.通信費	6.68	---
6.インターネット代	24.46	---
7.燃料費(ガソリン）	80.09	COST 0.70US$/L
8.交通費（バイクの輸送含む）	0.00	---
9.観光費	10.48	---
10.お土産代	55.81	---
11.バイク管理費（整備・保険・駐車代等）	12.18	---
12.VISA代他(公的に請求された金額を含む）	0.00	---
13.次の国のVISA代	39.94	---
14.その他雑費	47.82	---
15.合計	767.48	---

■モロッコ(Morocco)という国
ちょうど季節がよかったのか、フェリーが到着するタンジェから南に進むにつれ、緑に覆われた景色が続いた。ツーリングとしてはアフリカ大陸の最初の国。この先、どんなことがあるのかと、ドキドキ、ワクワクしながらバイクを走らせる。モロッコはイスラム教国で、それぞれの街の多くは、新市街と旧市街に分けられる。旧市街はメディナとよばれ、外部からの進入を拒むかのように高い壁で囲まれている。しかし、その中に立ち入ると、肉屋、八百屋、雑貨屋、ＣＤ屋、土産屋、ケバブ屋と様々な店がひしめき合うように軒を連ね、そのもっと奥では、そこで普通に暮らす人々の生活を垣間見る事ができる。

《宿情報》
ヨーロッパからのツーリストが多く訪れるモロッコのキャンプ場は比較的良く整備されていている。ボク達は南に進み暖かくなるに従い多く利用した。値段は、2人とバイク2台で4.00US$から5.00US$。シャワーは別料金のところが多く、1回0.50US$から1.00US$程度。また、安宿も多くトイレとシャワーが共同のところで、ダブルもしくはツインルームが、10.00US$から16.00US$ほどで泊れる。

＊Hotel Toulousain (Marrakech)＜BR＞ ダブルルーム 室内にトイレ、シャワー共同、朝食付き 16.00US$＜BR＞ ＊Hotel Tafraout (Tafraout)＜BR＞ ツインルーム トイレ、シャワー共同 12.00US$

《食情報》
モロッコでボク達が毎日のように食べていたのが、「タジン」という郷土料理。ユニークな形をした土鍋に水は入れず、羊肉、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじんなどを入れてスパイスで味付けし、炭火にかけて数時間グツグツやると出来上がる料理で「これが非常にウマイ！」。肉汁と野菜の汁がスパイスにうまく絡んで、この出汁にアラビアパンをつけて食べると頬が地面に落ちて届くかと思うほど。値段は2人でお腹いっぱいになる量の鍋が約3.00US$。安く空腹を満たしたいなら、ハリラと呼ばれるスープがピッタリで約0.50US$程で食べられる。

《観光情報--モロッコ--》
モロッコはモロッコにいるだけで観光気分に浸れる。1日中、気に入った街のメディナで迷っていても観光になるし、土産物屋を買わずに巡るだけでも楽しい。ボク達のお気に入りの街は、全部と言いたいところだが、あえて言うなら、エッサウィラ(Essaouira）とマラケシュ（Marrakech）。前者は海に面したメディナの街で、後者は内陸のメディナの街。

《両替情報》
この国では、ボク達はMIZUHOのインターナショナル・キャッシュカードを使っていた。

《インターネット情報》
大体、どの街も値段は平均されていて、1時間0.80US$から1.00US$%程度。

《郵便情報》
「これ良いなぁ」、「あれも良いなぁ」と、モロッコのアラブ土産を買い込んでしまいカサブランカで2kgほどにまとめて送る事に。腹が立つ職員で、人の荷物をあけて勝手に弄繰り回すので、《大丈夫かコイツ》と思ったが、日本には着いたということで安心した。料金は約42.00US$。それにしても、モロッコはお土産天国だ。

《お土産情報》
銀細工のリングのピアスが約3｡00US$。モロキャンの音楽CDも約3.00US$。腰巻きにできる大きな布が3.50S$。どれも買う前には店の「オッサン」もしくは、「オニーチャン」と交渉が必要で、相手は吹っかけて来るので、こっちは鼻で笑って、言い値の10分の１ぐらいの値段を返すくらいの強気で責めるとちょうどいい。

《バイク情報》
シェルのエンジンオイル（20W50）が１Ｌ約3.00US$。

《VISA情報》
3ヶ月の観光であればVISAは不要。モーリタニアへのビザはカサブランカでのみ取得可能。首都ラバトでは2002年1月現在やっていない。