旅の情報 by Ryu

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旅行した国 マリ(Mali)

滞在期間 2003/2/24~3/28
宗一郎走行距離 1720.8km
おはな走行距離 1728.6km
使ったガソリン 71.96L(燃費47.93km/L)
両替レート 1US$=580.12CFA(500.00~600.00)

項目 US$換算 備考
1.宿泊費 223.23 AVE 6.98US$/days
2.飲食費 264.58 AVE 8.02US$/days
3.旅の必需品購入費 19.90 ---
4.郵便費 0.00 ---
5.通信費 34.26 ---
6.インターネット代 26.50 ---
7.燃料費(ガソリン) 76.09 COST 0.87US$/L
8.交通費(バイクの輸送含む) 75.85 ---
9.観光費 20.25 ---
10.お土産代 26.37 ---
11.バイク管理費(整備・保険・駐車代等) 19.22 ---
12.VISA代他(公的に請求された金額を含む) 68.95 ---
13.次の国のVISA代 45.51 FOR Burkina Faso
14.その他雑費 22.00 ---
15.合計 922.73 ---

■マリ(Mali)という国
西アフリカを満喫できる国。それがマリ(Mali)といっても過言ではないほどこの国は面白い。魂に問い掛ける様な民族音楽。アニミストとして伝統の生活を今なおも続けるドゴン村。泥で造られたモスクがあるジェンネ。巨大な田舎町、首都バマコ。旅行者と見ると金をせびりにくる輩も多く、そのために嫌な思いも沢山したが、それも、旅の思い出として、いまなら笑って話せる。とにかく、ボク達はこの国で、踊りたり、笑ったり、怒ったり、泣いたり、と忙しく喜怒哀楽を変化させた。

《宿情報》
質の割に高い宿代を浮かすために、この国でもキャンプ場を多く利用した。値段は、だいたい1人あたり2.00US$~3.00US$ぐらいで、シャワーは水のところが多い。クソ暑い国なのでこれで十分だが、なかには汲み貯めしている瓶の水を使うバケツシャワーのところもある。キャンプ以外では下記の通り。

*Mission Libanaise(Bamako)
ドミトリー 1人約4.00US$ シャワー(水)
*Hotel Kita Kourou(Djenne)
ダブルルーム 2人約7.00US$ トイレ、バケツシャワー

《食情報》
「リ・ソース」と呼ばれる「ぶっ掛け飯」が屋台で0.50US$。牛肉の串焼きが0.20US$ぐらいで食べられる。また、ちょっとしたレストランに入ると同じ「リ・ソース」が、約1.50US$程度にはなるが、味はこっちの方が格段に良い。最初は、安い安いと現地の人に混ざって、屋台で食っていたボク達だったが、どこで食べても同じ味付け、たまに小石がまざる米に嫌気がさし、とうとう自炊をするようになった。市場の買い物はなかなか楽しく、トマトやじゃがいもなどは1個0.05US$、牛肉は100gあたりだいたい0.20US$ぐらいで買える。飲み物では、「Flag」というビール(600mlボトル入り)が宿にあるBARで買うと1本1.70US$。コカ・コーラは雑貨屋で0.40US$。変わったところでは、「ダブルニ」と現地の人が呼んでいるビニール袋に入った真っ赤なジュースが0.04US$で買える。カンカンに凍らせたジュースで甘くて美味しい。

《観光情報--ドゴン--》
バマコ、ジェンネ、移動の途中に点在する村々、群生するバオバブ。良いところはたくさんあるが、ここでは、ドゴンの紹介だけをひとつ。西アフリカの観光名所のひとつにあげられるこの「ドゴン村」だが、その旅行者目当てにガイドをするからと、とんでもない値段を言ってくる輩が多い事も確か。伝統的な生活を続ける彼らの生活に旅行者が何も知らずに入って、問題を起こさないように、というのが彼らの第1の言い分だが、3泊4日のトレッキングで100.00~200.00US$はあたりまえ、ひどいのにかかると400.00US$、500.00US$を超える場合もある。その分、良い仕事をしているかというと、大体がそうでもなく、相手は海千山千で金をふんだくることばかり考えているから性質が悪い。政府もそういう輩を取り締まればいいものを野放し状態で、儲かったお金はドゴン村に還元されるわけでもなく、ガイドの飲み食いと着るものに使われるのが関の山。「こんなことで良いのかドゴン、マリ政府」と思ってしまう。と、ガイドの悪口ばかり書いたが、中には本当にドゴン村出身で、ドゴンのことを理解してもらおうと一生懸命働いている人もいるので誤解のないように。ちなみに、ガイドなしでドゴン観光をしたボク達が使ったお金は次のとおり。

《ドゴン村の物価》
◎『宿泊』
・Campement Ginna(Djiguibombo) 屋根の上で寝て 1人約3.5US$(バケツシャワー)
・Teli Campement(Teli) 屋根の上で寝て 1人約1.7US$ バケツシャワー
◎『食事』
・宿で「リ・ソース」(ぶっかけ飯)や「パスタ」など1人前約1.5US$~
◎『飲み物』
・宿でビール(Flag 600ml ボトル入り) 約1.7US$、コーラ(330mlボトル入り) 約0.8US$
◎『入村料』
・ジキボンボ、テリ、エンデ、2人で、一律約1.70US$程度
◎『仮面祭りの見学料』
・ジキボンボ、2人で、約7.00US$程度

*以上、ガイドブックには、「ドゴン観光はガイドが必要」としか書かれていないので、いままでわからなかったこの村の物価を書いてみた。ただし、これ意外にも、子どもに飴玉を配ってあるいたり、村を散歩するときにガイドをしてくれた子どもにお小遣いをあげたりした。

《両替情報》
マリでは、T/Cが使えるかどうかわからなかったので、セネガルで相当額を準備したつもりだったが、結局マリでも両替することに。バマコの銀行でT/Cの両替を試みたが、受け付けてくれる職員の人が2回行った2回とも居なく、その周りでたむろしている闇両替屋を利用した。ただし、彼らのT/Cのレートは悪く1US$=550.00CFA~570.00US$、現金だと1.00US$=600.00US$だった。

《インターネット情報》
首都のバマコだと常時接続のネットカフェがあり1時間約1.30US$。モプティではダイアルアップ接続のネットカフェしか見つけられず、30分約1.70US$と高い。

《お土産情報》
ドゴン村で買った藍染めの布が1枚約5.00US$、泥染めの布は約17.00US$。どちらも、ドゴンの人によるハンドメイドで染めかたに味がある。

《交通情報》
マリの道路事情は、小さなバイクのボク達には相当困難で、カイエ(Kayes)からバマコ(Bamako)の間は列車を利用することにした。乗車券は1等料金1人あたり約20.00US$、バイクは1台あたり約7.70US$。

《バイク情報》
壊れてしまったバイクのミラーを何とかしたいと、バマコ(Bamako)のボク達が泊った宿ミッション・リバネーズ(Mission Libanaise)のすぐ近くにあるバイク・パーツ屋で探したところ、なんと、中国製かと思われるものを発見!ガラスのミラーではなく、プラスチック製で少々歪みがあるが十分使えそうなので買う事にした。(左右2個セットで約11.00US$) また、通ってきた道の砂埃がひどく、40度を超す猛暑のなか回転をあげてバイク乗っていたので、ここでオイル交換もすることにシェルの20w50で1Lが約3.4US$。

《VISA情報》
マリのビザはセネガルとの国境キデラ(Kidira)で取得可能。1ヶ月の観光ビザで約25.00US$。ただし、このビザは首都バマコのイミグレでスタンプを押してもらう必要がある。また、さらに1ヶ月の延長は8.60US$でおなじくイミグレでしてくれる。隣国のブルキナファソのビザは、バマコにある大使館で取得可能。1ヶ月の観光ビザで約23.00US$。

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