旅の情報 by Ryu

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旅行した国 ガーナ(Ghana)

滞在期間 2003/4/6~5/15
宗一郎走行距離 1253.4km
おはな走行距離 1495.6km
使ったガソリン 62.70L(燃費43.85km/L)
両替レート 1US$= 8377.71C(8000.00~8400.00)

項目 US$換算 備考
1.宿泊費 211.31 AVE 5.56US$/days
2.飲食費 310.44 AVE 7.96US$/days
3.旅の必需品購入費 79.05 ---
4.郵便費 102.09 ---
5.通信費 22.62 ---
6.インターネット代 89.18 ---
7.燃料費(ガソリン) 28.80 COST 0.53US$/L
8.交通費(バイクの輸送含む) 2,281.56 ---
9.観光費 30.86 ---
10.お土産代 61.66 ---
11.バイク管理費(整備・保険・駐車代等) 10.03 ---
12.VISA代他(公的に請求された金額を含む) 0.00 ---
13.次の国のVISA代 0.00 ---
14.その他雑費 9.61 ---
15.合計 3237.20 ---

■ガーナ(Ghana)という国
これまで、荒涼とした砂漠やサバンナの中を走ってきたボク達の目前に、もっこりとした森らしい森、ジャングルが現れだした。この国の北半分はサバンナ、そして南半分は熱帯雨林で、バイクで走っているとその変化をまさに体験できる。また、この国は、何年か以前に通貨の暴落があった影響がいまなおも続き、ドルをもつボク達旅行者には、恐ろしく物価の安い国でもある。

《宿情報》
その安い物価のお陰で、滞在期間中はキャンプをすることなく、必ずどこかのホテルに宿をとっていた。シャワー、トイレは部屋についていたり、ついていなかったりしたが、安くても、どこも清潔で、値段は1部屋5.00US$~7.00US$程度。特に教会系の宿がよかった。

*Catholic G.H(Tamale)
ツインルーム 1部屋約6.00US$ トイレ、温シャワー付き
*Date Hotel(Accra)
ツインルーム 1部屋約6.00US$ トイレ、温シャワー共同
※アクラには安宿が少なく、いつも満杯の時が多いが、ここは穴場!

《食情報》
やっと味付けが変わった。元フランス植民地の国々は何故かどこも似た味付けで、トマトにブイヨン、塩、胡椒、唐辛子だったのがガーナでやっと変わってくれた。といっても、マヨネーズにケチャップが基本調味料で、大したことはないと思うのだが、これが不思議に新鮮でウマイ。夜になると街のあちこちの屋台で売られる「ジョロフ・ライス」や「フライド・ライス」が、それで「これがたった0.80US$?もっと儲けたら、どやっ?」と、店の「おねーちゃん」に声をかけたくなる。あとは、アクラ(Accra)でお勧めのレストランをひとつ。「Restourant Wok Inn」という名前の地元の人に人気の中華料理店。「たまごチャーハン」と「揚げ春巻き」に、「豚」、「牛」、「鶏」のどれかを使った料理がセットになった定食が、約3.00US$で食べられる。どのメニューも「はずれ」がなくて美味しいが、特にボク達が好んで食べたのは「酢豚」のセットだった。

《観光情報--ガーナ--》
熱帯雨林を真上から見る事ができる場所がある。「Kakum National Park」というのが、それで入場料が学生料金で約6.00US$もするが、研究のためアメリカやカナダからの援助を受けて作られた、熱帯雨林の木から木にかけたれた吊り橋は、かなりの迫力。近くには世界遺産のケープコースト(Cape Coast Castle 入場料約1.20US$学生)もあるので合わせて観光する事ができる。

《両替情報》
銀行やフォレックスビューローで、先進国の通貨(現金)であればたいてい両替できが、その店の欲しい通貨があるため、少しづつレートが異なるので注意。また、T/Cも両替可能で銀行では手数料なしでしてくれる。ATMも「CITI BANK」、「ミズホ・インターナショナル・カード」の両方とも使えた。

《郵便情報》
お土産を買いすぎてバイクが重くなってきたので、アクラの中央郵便局から送る事に。日本に2kgの小包で約36.00US$。これは大事な物だからとこれまで撮ったフィルムをまとめて「EMS」で1kgを送ったのが約30.00US$。友人にと日本へのエアーメールが約0.12US$だった。

ガーナで長居する事に決めて、モトショップ・ストラーダのナベさんにタイヤを送って貰う事にした。どこに送ってもらおうかと、日本大使館にパスポートの増補(約20.00US$)のついでに打診したところ、「最近のテロの影響でそういった申し出はすべてお断りさせています」。と、そっけない返事。しかたなく、アクラ(Accra)の中央郵便にある「EMS」のオフィスに行って交渉してみると良い返事が帰ってきたので、中央郵便局止めで、なおかつ、日本からは「EMS」を使って送ってもらうことに。ちなみに日本からの郵送料はタイヤ2本(4.0kg)で13,000円。

《インターネット情報》
アクラ(Accra)の一番安いカフェで1時間0.60US$。高くても0.90US$程度だったので、ボク達は観光もせずに、WEBの更新に明け暮れた。

《お土産情報》
「ずっと可愛いなぁ」と思っていたビーズのアクセサリーをボルガタンガ(Bolgatanga)でまとめ買いする。1個1.00US$程度で西アフリカでは一番安い。アクラ(Accra)では、街の中心から少し離れた、ンクルマ・サークル(Nkrumah Circle)の露天で、またまたコピーの音楽CDを見つけて買う。1枚3.00US$程度。

《交通情報》
アクラ(Accra)市内を走るトロトロとよばれる乗合バスは、10kmくらいの移動であれば、0.10US$。また、市内中心から空港までタクシーで約2.00US$程度でいける。

《バイク情報》
交換したタイヤにまだ山が少し残っていたので、近くのバイクパーツ屋に持っていって「買わないか?」と聞いてみた。「日本製で相当に強いぞ!」セールスすると約2.5US$で交渉成立。そのお金で中華を食う。日本なら廃棄料を逆に取られるところだが、「ここはアフリカ、ものを擦り減るまで大事に使うのが当たり前。

南アフリカに飛ぶ前に、バイクを洗車しようと近くのシェルに、高圧洗車でブシュとやるのが、1台0.60US$。オイル交換もついでにして、20W50の1Lが約3.00US$。

《南アフリカ航空情報》
西アフリカのツーリングを終えて、計画通りに南アフリカにバイクごと飛行機で移動する事にした。各航空会社、船会社とあたって一番安全で安い方法を探したところ、人もバイクも「南アフリカ航空を使うのが一番」という結論になる。南アフリカまでのエアチケットは1人あたりTAX込みで872.00US$。同じ飛行機にバイクも乗せて輸送してもら送料は荷物も入れて、1台当たり103kgの重量で231.00US$。段ボールでの梱包代および通関の代書費用等が2台で70.00US$。ただし・・・。この南アフリカ航空の荷物を扱う責任者、通称「アンクル・ジョー」は「たぬき親父」で、最初は、この倍近い金額を、さも、これがフィックスプライスのような口振りでボク達に言っていた。それが、金を払う精算の段階で、「50.00US$ほどのお小遣いをくれたら・・・もっと、やすく・・・できるよ」、「くれないなら、このままの額で請求書を作らすからね・・・」などと言い出す始末。結局、ボク達は「アンクル・ジョー」の罠にはまり、彼と彼の部下に50.00US$のお小遣いをくれてやることに。

《VISA情報》
ガーナのビザはブルキナ・ファソのワガ(Ouaga Dougou)で取得可能(ブルキナ編で記述)。

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