宗一郎日記(1) by Naoko

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2002/9/10 Ohana & Soichiro開設!
ただいま東京に居ります。スーダンのビザ申請やエアチケットの手配などをやってる最中です。 その間の時間を使って、本サイト"Ohana & Soichiro"を作りました。 旅行先からいろいろ書けるサイトがあるといいね、という事で。

この不定期日記は、Geocities.com(アメリカ)のFile Managerを利用して、一応インターネット環境の ある所ならどこでも更新できるようにしてあります。たぶん海外から日本語で書きこむ事は 出来ないでしょうが、せめてローマ字でも何か書けたらいいなぁ。
ところで明日は、同時多発テロの一周年だ。。。

2002/9/21 バイク輸送でドキドキ
チケットの手配はアクロスさんのお世話になりました。 1ヶ月1万円で暮らせる国もあれば、ちょっとした事で数万単位のお金が飛んでってしまう国も。。。旅の準備はいろいろあって日本に居るうちから勉強になります。(^^;)

例えば「バルセロナ行きの船は10月末に到着する」と日新に言われて、慌てて9月の出航に間に合わせたXLR80宗一郎達。私もRyuもバイク到着に合わせて10月末にスペイン入りできるよう航空券を手配。すっかりそのつもりでいたところ、実際には船は3週間以上も早い10月4日に着くことが後で判明。なので、結局2週間分の保管料が追加でかかるとか、さらにバルセロナ入港後の手数料の見積もりが15万円にもなっていてショックのあまり寝込んだとか(もちろん船賃19万円とは別請求だそうで。でも、担当者様、これでもかなり値引きして下さったのです)。

不慣れだったとはいえ、10万単位のお金の話がこんなに二転三転するとさすがにスリリングです。ひょっとしたら日新の担当者様と電話でしかお話した事がないというのが間違いだったのかも。実際に現物のバイクを見てもらい、なるべく小さい箱にできるよう梱包現場に立ち会うことが出来れば、もっと賢く輸送料を節約できたという事にやっと気づいたのでした。

ちなみに航空券のアクロスでは、電話で見積もりしてもらった時と、実際に別の担当者に会って話し合いながら見積もりした時で、最終価格が10万円も違ってきました。「会って話す」に優るものなし?

2002/9/25 山田周生さんの教え
この頃はちょうど朝霧にいたので富士山がバッチリ 先日、冒険カメラマンの山田周生(やまだしゅうせい)さんとお会いする機会に恵まれました。

長身で男前の周生さんは、アフリカ大陸他何カ国もバイクで旅してきた人で、「旅は本当に楽しいよね」と、笑顔で体験談を話してくれました。最近、アフリカ=病気・盗難・バイクの故障などなど周りの人にいろいろ心配してもらって、こっちまで心配になってきた(^^;)矢先だったので、周生さんの話には本当に勇気付けられた私でした。

例えば。。。「どんな小さな出会いにも必ず意味があるよね。ちょっとした会話にも、次の出来事へのヒントがあったりする。だから沢山の人と友達になるといいよ」
「バイクの故障とかいろいろトラブルが起きるのは、近いうちに新しい出会いがあるというしるしだから、ワクワクするよね」
「旅行先で下痢したりするのは、体が新しい環境を受け入れようとしている証拠だから、喜ばなくちゃ」
「国境で足止め食らったりワイロ請求されたりした事はないよ。その前に、そこの村の人たちと友達になっちゃうからね」
「自分からそれぞれの国に溶け込んで行ったら、何も不自由しなかった。逆に荷物が多いと縛られちゃうね」
「どの国でも、みんなすごく親切にしてくれた。食事も寝床も必ず何とかなったし、お金なんか要らないんじゃないかって思ったよ」。。。という感じです。結果的に、2年もの長旅の間、病気をした事もなく、盗難に遭ったこともないそうです。

アフリカは「ハードだったけど楽しかった」という意見は数多く見聞しましたが、「徹頭徹尾楽しかった」という人に会ったのは初めてです。旅行者自身が、旅をどういった視点で見るかによって、こんなに感想が違ってくるものなのですね。私たちはどんな旅行になるかな?

At Narita airport

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