シート汚れをピカピカに!

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ドロドロシートは■外装の汚れほど簡単には
■落とす事が出来ません■でもこの方法なら!


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■シート汚れは外装汚れよりガンコ!

長年バイクに乗っていると、どうしてもシートが汚れて黒ずんできます。たとえば、上の写真のXR Bajaのようにツートンカラーになっていたりすると、もう大変。元の色が分からなくなってきたら要注意です。なにしろ、シートの素材はもともとスベリ防止のため、凹凸のある素材で出来ていますから、この凹凸の中に入り込んだヨゴレはちょっとやそっとじゃ除去できないのです。

「やばい!」と気づいて、あわててバイク用品店でシートクリーナーなる物を購入し、気合でゴシゴシやっても大した効果は得られませんでした。しかもRyuに言わせると、高価なシートクリーナー(1000円)も台所用品のマジックリン(300円)も効果は同じじゃ、とのこと。まさかぁ、と思ってマジックリンで試したら、本当に効果は同じでした。ある程度はキレイになるものの、どうしても最後のツメが甘く、新品同様になるには程遠いのです。このときからちびっこは、シートは一方的に汚れるのみなのだという諦めの境地に。

ところが、そんな矢先に主婦のクチコミ情報が。どうやら台所用品として売られている「メラミンフォーム」なるものは、どんな汚れでも落としてしまう、というのです。そんなばかな、と思って早速近所のスーパーを見に言ったら「メラミンコーナー」が出来ていて、山のようにメラミンフォームが売られていました。300円程度で2切れ入りを買ってきて、手垢で汚れた机をサッとひとふき。

うおおおお!?なんと、ちょっとしか力を入れてないのに、まるで消しゴムで100万回ゴシゴシしたのと同じ位キレイになってしまったのです!! 信じられませんでしたが、ピンときた私は、さっそく懸案だったガンコなシート汚れに応用。あああああああ、いままでどうやっても落ちなかったこの黒ずみが、ちょっとこすっただけで新品同様になってゆくぅぅぅ!!

なんと、長年の悩みだったシート汚れは、全て「台所用品」で解決してしまうのでした!! 必要なのは歯ブラシ、マジックリン、メラミンフォームの3つだけ。総額1000円もしません。(ただし、メラミンフォームは消耗品なので、ある程度の大きさが欲しいですね)

1.これが汚れの染み込んだシートです

▼なんか、ありがちな汚れ方ですよね〜。洗車程度ではまず落ちません。(シート提供:Ryu)

2.マジックリンでゴシゴシします

▼今回は「バスマジックリン」を使っています(類似品でもOK)。歯ブラシでゴシゴシして、表面の汚れを落とします。ただ、マジックリンはプラスチックを変質させる恐れアリなどと書いてありました。ボディが変色するとイヤなので、念のためシート単体で作業してます。
▼水ですっかり流した後です。比較のため、右側だけをキレイにしてみました。

3.メラミンフォームで最後の仕上げ

▼ここからが一番楽しい作業です。メラミンフォームに適度に水を含ませ、シート表皮の凸凹に詰まった汚れを押し出すようにゴシゴシこすります。驚くほどキレイになりますよ!
▼メラミンフォームは消耗品なので、あっという間にボロボロになりますが、それでOKなのです。溶け出した汚れは、水で洗い流してください。

■注意すること

どーでしたか?これは私でもビックリです。側で見ていたRyuも口があんぐりでした。まさかシートがここまで復活するとは。でも、今回の技は、シート掃除専用です。他のパーツではやらないでくださいネ。(変質したり、光沢が失われたりする可能性があります。)

●シートにプリントされた個所は、ゴシゴシしないでください。上の例でいうと「HONDA」のロゴが白くプリントされている個所などです。ここの汚れは、歯ブラシでゴシゴシは×です。湿らせたメラミンフォームでさっとひと拭きするだけでOK。やりすぎると、プリントが剥げ落ちますので注意!

●マジックリンなどの液体を、バイクのボディに付着させないこと。たぶん大丈夫とは思いますが、万一変色したり、ステッカーが剥がれたりしたら大変です。なるべくシート本体を外してから作業しましょう。また、作業中はこまめに水で洗い流しましょう。

●メラミンフォームをボディなど光沢のある場所に使わないで下さい。ミラーなどの硬いガラス製品は大丈夫ですが、塗装による光沢や、プラスチック素材の光沢は柔らかいので、メラミンを使うと曇ってしまいます。

さあ、みんなでレッツトライ!(^o^)/



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