宗一郎日記(15) by Naoko

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2003/06/16 South Africa -- Johannesburg
Shopping Mall ガーナであれだけ、あーでもないこーでもないと話がモメた直後のフライトだったので、無事に南アフリカのJohannesburg(ヨハネスブルグ)にバイクが届くのか、ちょっと心配でした。が、実際には驚くほどあっけなくバイク受け取りができて、ちょっと拍子抜け(ガーナでのハードな交渉は一体何だったのだ、と思うほど)。なにしろ南アフリカは「まるでアメリカ・ヨーロッパ並み」「とてもアフリカとは思えない」と噂で聞いていた通りの超先進国。(その代わり、物価も欧米日本並みに高いのが悩みのタネですが。。。超物価安のガーナから来た私たちはカルチャーショック!?) とにかく、あらゆるシステムがすべて整備され、あらゆるものに定価が表示されており、したがって誰も旅行者を騙してボッタクリしようなどと思っていないので、言われるままに税関へ行き、内容証明を見せ、倉庫へ行き、バイクを受け取ってハイ終わり、です。

ところで南アの首都ヨハネスブルグは「世界一治安が悪い」という事で有名な街。私たちも最初は「ヨハネスだけは行くのをやめよう」と言っていたのですが、よぉく地図を見てみると、昼間でも拳銃を持った強盗がウロウロしているというダウンタウンは「ほんの小さなエリア」にしか過ぎません。さらに、空港はそこから数10キロの郊外にあり、空港周辺にキレイな安宿(バックパッカーズと呼ばれる宿)もたくさんある事から、ただヨハネスに滞在するだけならダウンタウンを避ければ全く問題なしです。(日本で言えば、歌舞伎町←→成田空港、くらいの違いかも)

AfricaCentre 当然ですが、そろそろ秋となる南アはガーナに比べてかなり涼しく、快適な気候でした。近所にはアメリカ人もビックリの巨大ショッピングモールがどかーんと建っており、毎日そこへ通う私たち。。。。というのは、物価高の南アを早く離れ、「憧れのマダガスカルへいってみよう計画」が早くも持ち上がっており、善は急げで、数件の旅行代理店へ航空券の値段をききにいったりしていたのでした。チケットは「明後日がフライト」というスーパー早いやつがすぐに見つかり、即効で買いです。というわけで、先進国に感動の南ア滞在も1週間に満たないうちに、に飛ぶことになったのでした。

バイクはどうしたかって?ヨハネスのAfrica Centreというバックパッカーズは超親切で、私たちのバイク2台と全キャンプ道具を、「無料で一ヶ月」も預かってくれたのです!感謝!

****2003年7月追記****
↑うそです。このAfrica Centreという宿ですが、最初は「無料でバイク預かります」と言っていたくせに、私たちがマダガスカルから戻ってきたら手のひらを返したように「バイク預かり賃800R(約100ドル)のところ350R(約45ドル)でいいですから払ってください」と言い出したことを特記しておきます。Ryuはこれでもうブリブリに「怒」。

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